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さて、alias (別名) がSQL での用途を説明します。別名をよく使うのは二つあり: フィールド別名及びテーブル別名です。 簡単に言えば、フィールド別名はSQL の結果が分かりやすくなるように使われるもの。前掲の例の中に、売上を合計すると、 SUM(Sales) のフィールド名が出ます。いまの場合は問題がないけど、もし、フィールドが簡単な合計ではなく、複雑な合計になる場合、フィールド名はそれほど簡単で分かりやすいものでないのです。しかし、フィールド別名を使えば、 出られた結果のフィールド名が分かりやすく、簡単に確かめることができます。 二つ目の別名はテーブル別名。テーブルに別名を付ける場合、 FROM 句のテーブル名にスペースを一つあけて、それからテーブルを示せばよい。それは、SQLを使って、複数の異なるテーブルからデータを読み込むのにとても便利なもの。後に触れる結合 (join)の時に見ます。 次は、フィールド別名及びテーブル別名のプログラミングを見ましょう。 SELECT "テーブル別名"."フィールド1" "フィールド別名"
FROM "テーブル名" "テーブル別名"; 基本的に、この二別名は代わり物件の次に置かれ、両者の間にスペースが一つ空けられている。以下、同じくStore_Information テーブルを例として挙げましょう。 Store_Information テーブル
上述した SQL GROUP BY のページに挙げられた例だが、異なるのは、フィールド別名及びテーブル別名を付加します。 SELECT A1.Store_Name Store, SUM(A1.Sales) 'Total Sales'
FROM Store_Information A1 GROUP BY A1.Store_Name; の結果ができます、
その結果、データ自身は同じだが、フィールドのタイトルが変わりました。それはフィールド別名を使ったわけです。二つ目のフィールドにおいて、 "Sum(Sales)" だったタイトルの代わりに、 "Total Sales"が明示されたタイトルが出てきました。明らかに、 "Total Sales" は "Sum(Sales)"よりこのフィールドの意味をより明確に示すことができるのです。テーブル別名のメリットは、ここには出ていませんが、 次のページ になると、分かってくるでしょう。
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